7月17日 ジャパン・ワイン・チャレンジ・ディナー&チャリティーオークション
ジャパン・ワイン・チャレンジ(今年で12年目、アジア最大であり国際的にも権威のあるワイン
コンペティションのひとつ)の日本人審査員の廣嵜氏のすすめもあり、7/13日(月)にジャパン・
ワイン・チャレンジの審査員向けの1日セミナー(主催:The Instisute of Masters of Wine)に
参加しました。
講師は、同ワインコンテストの副審査員委員長であり、マスター・オブ・ワイン(MW)の
リーン・シェリフ氏と同ワインコンテストの審査員であり、MWのデヴィット・リグリー氏。
彼らの指導のもと、午前中は、赤ワイン12種類、午後は白ワイン12種類をブラインド・
テイスティングして、生産地、品種、評価等を英語で書くという、マスター・オブ・ワインの
練習問題の形式で行われました。
言葉の問題のせいか、また、日本人のシャイなキャラクターのせいなのか、
授業中、もっと、積極的に意見を述べ、ディスカッションするようにと何度もリーン氏から、
言われました。ブラインド・テイスティング自体、初めて本格的に行った自分としては、
当てられて手短に答えるのが精一杯で、それでも、運良く、正解を答えられて
ほっとしている始末で、ワインの世界の深遠さを知り、更に日々精進をしなければと
思い知った1日でもありました。
7月17日のジャパン・ワイン・チャレンジのディナーとチャリティ・オークションが
グランドハイアット東京(六本木)で行われました。高円宮妃殿下も海外から帰国して
すぐに会場に直行されてご出席されました。
フォーマルウェアのディナーで、出席者の女性の装いは、着物やイブニングドレスに
身をまとい、華やかなファッションショーを見ているようで、それだけでも目の保養と
いう感じです。
各円卓には、ワインの葡萄品種の名前がつけられており、私の席があるテーブルは、
34番で「シラー」でした。ワインの世界に入ったのが、豪州のシラーズのワインを現地で
飲んだことを考えると、本当にこのシラーのワインには縁があるなあと思いました。
同席したメンバーは、日本フードアナリスト協会のフードアナリストでワインの造詣が深い
中川氏とお連れの女性、前出の廣嵜氏、スポンサーでいらっしゃる根付の第1人者で
いらっしゃる牧野兄弟商会の皆様やご関係者等です。
着物の帯のアクセサリーとして、また、携帯のストラップとして、二股大根やキャッチャー
ミートとベースボール等の精巧で美しい彫りの根付を手にとって見たとき、インバウンド事業を
将来的に考えている私にとって、この根付の彫師である彼らとの出会いは本当に“縁”を感じましたし、
ワインに関しても非常にご関心が高いのがよく分かりました。
根付は、アート系漫画の「ギャラリーフェイク」でその存在を知り、その後、1回、
美術館でショーケースごしで拝見しただけでしたが、日本よりも海外のほうが、
コレクターが多いとのことです。
以下が当日のメニューと私が飲んだワインリストです。
<メニュー>
(タパスプレート)
・鴨胸肉のスモーク イチジクのキャラメリゼ
・三陸産帆立貝とキューブベーコンのプロシェット ローズマリー風味
・ホロホロ鶏腿肉 黒とピンクの胡椒風味 テリヤキスタイル
・小海老のカクテル マンゴーミントビネグレット
・軽くフュメしたヒラマサとアボガドケッパーソースを添えて
・フォアグラと森の茸クリームのパイ包み焼き
(魚料理)
・鱸(すずき)のポアレ 米茄子のコンフィと南仏野菜
バルサミコ酢とバジルのソース
(肉料理)
・牛フィレ肉のポワレ ガーリック風味のマッシュポテト 旬の野菜
香り豊かなマデラソース 粒マスタードを添えて
(デザート)
・マンゴーのマリネとココナッツのサイバイヨン ココナッツメレンゲ添え
・コーヒー
*タパスプレートは目と舌を楽しませてくれるもので、個人的には、鴨胸肉のスモーク、
イチジクのキャメリゼ、小海老のカクテルのマンゴーミントビネグレット、軽くフュメしたヒラマサに添えた
アボガドソースがサーブされたクレマン、ニューワールドのシャルドネ、イタリアのヴァルボリチェエラの
レチョートとマッチしたように思います。
*魚料理は、チリのソーヴィニヨン・ブランと豪州のシャルドネあたりと合わせて丁度良い感じです。
*肉料理は、ガーリック風味のマッシュポテトとマデラソースとの組み合わせで、豪州のMitloの赤、
ニュージーランドのピノ・ノワール、スペインのリベラ・デル・デゥエロの赤あたりをチョイスして、
一緒に楽しみました。
<ワインリスト>
・Cremant Toques et Clochers 2005, Languedoc
・Louis Picamelot Cremant de Bourgogne NV, Burgundy
・Gerardo Cesari Il Bosco Amarone della Valpolicella Classico 2004, Veneto
・Finca Helena 2005, Ribera Del Duero
・Saint Clair Pioneer Block 4 Sawcut Pinot Noir, 2008 Marlborough
・Caliterra Reserva Chardonnay 2008, Valle Casablanca
・Taylors Jaraman Cabernet Sauvignon 2007, Clare Valley
・Amaral Sauvignon Blanc 2009, Leyda
・Mitolo G.A.M. 2007, McLaren Vale
・Louis Eschenauer Blanc 2007, Bordeaux
・Condesa Eylo 2008, Rueda
・Lizards of Oz Chardonnay 2008, South Australia
全部、ジャパン・ワイン・チャレンジ2009の金賞以上のワインと伺いました。
最初にサーブされたフランスのクレマン2種は生産地のテロワールや醸造の違いを楽しめました。
シャンパーニュに劣らない出来ばえに驚き、クレマンに対する見方が替わりました。
豪州のワインが多く、Mitloの赤ワインは秀逸でした。肉料理には、豪州のシラーズ、
カベルネ・ソーヴィニヨンあたりは日本の飲食店や家庭でも、もっと飲まれるようになると思います。
凝縮した果実味としっかりしたタンニン、ミント、ユーカリ、ティーツリーのすっきりしたニュアンスが
ガーリック風味のステーキや焼肉にぴったりだと思います。
マンゴーソースは、チリのトロピカルな味わいの白とよく合います。マンゴーは各スタイルの
ヌーベル・キュイジーヌによく使われていてトレンドなので、それに合う、チリのシャルドネ、
NZのソーヴィニヨン・ブランが気になります。
今後、日本の市場で注目・期待すべきワインは、フランスのブルゴーニュのクレマン、
イタリアのレチョートワイン、NZのピノ・ノワールと感じました。
今回は、ディナーでは、飲めませんでしたが、
セミナーでもテイスティングワインで出たドライで柑橘のフレーバーが強い
豪州のリースリングと、ライチやバラ、スパイス香がする中口~中甘口のゲヴェルツ・トラミネール
あたり(中国・東南アジア向け)もはずせません。
ワインに魅せられた1週間でした。
多くの人に読んで頂きたく、にほんブログ村の「酒ブログ」と「ワインブログ」のランキングに
参加しています。タグのクリックのご協力をお願いいたします。




















































